野外でのマスク着用義務解除

ミラノ大聖堂

本日6月28日からイタリアでは野外のマスク着用義務が解除されました。

今朝近くを散歩した限りではマスク着用者は3割ほど。ミラノも連日30~34°以上の暑い日が続いているので、義務化がなくなれば外す人も多いようです。

最近盛り上がっていると言えば、イタリアが勝ち進んでいるEUROサッカーぐらいでしょうか。観光地の大聖堂は行列もなくかなり閑散としています。

イタリアのマスク着用義務化

cromaconceptovisualによるPixabayからの画像

イタリアが本日から全国でマスク着用が義務化されました。コロナウイルス拡大したころ、当初はイタリアの感染が大きく報じられましたが、現在のところ近辺のスペイン、フランスなどを比べると感染率はかなり落ち着いているほうです。

マスク着用義務化は今までは州によって違ったようですが、これからは全国で実地されます。

私のいるロンバルディア州は元々着用義務はあったのですが、マスクをしていないと今までは400ユーロの罰金だったのが、本日より1000ユーロ(約12万円)となるそうです。

1000ユーロってとんでもない値段ですが、それだけ徹底して着用するようにということなのでしょうか。いやいや、財源がなくなってきたので本気で罰金を徴収するつもりだという噂なんかもあり恐ろしいです。

このところ朝夕めっきり冷え込んできましたので、ウイルスも活発化するのでしょうか。皆さんもご自愛ください。

新型コロナウィルスとマスク

MadeinitalyによるPixabayからの画像
MadeinitalyによるPixabayからの画像

イタリアでも新型コロナウィルスのニュースでもちきりで、WHOの発表を受けてイタリア国内でも非常事態宣言がされました。中国の発着便はストップされています。

イタリアでは中国人2名が感染者ということで、ローマの病院で隔離されていると言われています。

日本ではどうなっているのかわかりませんが、春など花粉の季節にはマスクをしている人がかなり目立ちますよね。

イタリア人はマスクをするのかと聞かれれば、ほとんどしない、という状況です。じゃあ春に花粉は飛ばないのかと言えば、かなり飛んでいるようで花粉症の人はかなり煩わしいようです。

日本人は自分を守るだけではなく、周りの人に迷惑をかけないために、という意味でもマスクをする場合があるとは思いますが、正直イタリアでマスクをしていると非常に目立ちます。それぐらい皆しない、ということですね。

昔サーズ( SARS )が流行ったとき、シンガポールの空港で多くの人がマスクをしていたのを記憶しています。アジア圏の人が予防に対して関心が高いのかもしれませんし、イタリア人はもしかしたらファッション的にマスクなんてつけないぜ、って感じなのかもしれません。

いずれにせよ早く事態が鎮静化するといいですね。