ジャケ買い

この間スーパーに行った際に思わず写真のワインをジャケ買いしてしまいました。こういうかわいいワインは思わず手にとってしまいますね。

ちなみにこの「PIGRO」というのは怠慢という意味ですが、家に引きこもりがちな人をそう表現します。値段は確か5ユーロぐらいだったと思います。この価格帯なので味のほうは、まあそれなりという感じでした。

昔はCD,レコード店などによく行った際、ついついジャケ買いをしていたものですが、昨今めっきりそうゆう機会がなくなりました。

無駄遣いと言えばそれまでですが、衝動買いも時には楽しいですよね。

イタリアのお祭りにはドルチェが必ずついてくる

ドルチェ Chiacchiere
ドルチェ Chiacchiere

2月も半ばを過ぎて、そろそろベネチアのカーニバルの季節になってきました。ミラノでもベネチアの一週間後にカーニバルが催され、子供たちがキャラクターものにいろいろと変装して街を練り歩く微笑ましい姿を見かけることができます。

この間友人宅に呼ばれた際に出てきたドルチェがChiacchiere(キアッケレ)と呼ばれるもので、このカーニバルの時期のドルチェ。イタリアにはそのお祭りごとのドルチェがあると友人に言われ、そういえばそうなんだと改めて関心しました。イースターになればコロンバという鳩の形のドルチェがあり、クリスマスにはパネットーネと呼ばれるドルチェがスーパーの棚を覆いつくします。

このChiacchiere(キアッケレ)というのは直訳すると「おしゃべり」という意味なのですが、会話が弾むドルチェというのがなんともイタリア人好みで面白いですね。ただこのドルチェは地方によって呼び名が変わるようで、その土地によって意味が変わってしまうというのも興味深い文化ですね。

立春、それぞれ

写真はついこの間までミラノ中心地で開催していたモネ展に行った際のものです。

暦の上では立春となり、ミラノも日中は気温も上がり、春の気配を感じることができるようになってきました。

私のほうは日本からミラノに戻ってきて、3度目のワクチン接種を行いました。

イタリアでは2月2日は聖燭祭 (Candelora)と呼ばれ、この日が寒いと冬の気候が続き、暖かいと春が近いと考えられているそうです。昨日は暖かい一日だったので、もうすぐ春も近いということでしょうか。

今年はどんな人にとっても前向きな春が訪れるのを心待ちにしています。

PV出演

このところのイタリアはすっかりサッカーの話題で盛り上がっています。コロナになってからこうした国民が熱狂するイベントがなかったので、ヨーロッパ選手権の決勝はかなり盛り上がるだろうと思います。

さて、この間プロモーションビデオ(PV)の撮影をし、外観がすっかり変わってしまいました(笑)

公開されたPVはこちら。最初の30秒ぐらいの間に出ています。

この曲はファビオ・ロヴァッツィ (Fabio Rovazzi)とエロス・ラマゾッティ(Eros Ramazzotti)との合作、ユーチューブに公開2日で33万再生しているのでかなり有名な人というのは想像できるかと思います。ファビオ・ロヴァッツィはユーチューブで有名になったミュージシャンとしてイタリアでは若者を中心に知られています。

最初のシーンで私と共演しているのはジェリー・スコッティというイタリアのテレビでは見かけない日はないぐらいの俳優、番組司会の方です。

人生で初のスキンヘッドとなりましたが、撮影からしばらく経ったので髪も次第に伸びて夏向きになってきました。

ミラノのお米屋さん

ミラノのお米
ミラノのお米

このところ急に冷え込みが厳しくなり、すっかり冬模様のミラノです。現在行われている外出規制は目的があり、それを明記した紙をもっていれば外にも出られるため春に行われたロックダウンほど厳戒なものではありません。

毎年この季節になるとお米を買いに行くのですが、今年はロックダウンが行われたこともあり、お米の消費も例年より多い年となりました。

ミラノの郊外にあるお米直売所のようなところにわざわざ行ってお米を買ってくるのですが、イタリアは貧しい人が飢えないようにパスタやパン、お米などは税率が低く、お米もこうゆうところまで行って買うと随分と安いので助かっています。ちなみに日本米25キロが25ユーロ(3000円ぐらい)。私は富山出身なのでお米にはわりにうるさいほうだとは思いますが、それなりにはおいしいお米です。

毎年思うのですが、こうして大量のお米を買うと「これで年が越せるなあ」としみじみ思います。ちなみにいつもお米を買いに行くところの情報も載せておきますね。

Riso Tarantola

住所:Via I° Maggio, 20088 Gudo Visconti MI