イタリアの「女性の日」

ミモザ

3月8日イタリアでは「女性の日」ということで男性が女性にミモザの花をプレゼントする風習があります。

私もミモザを買ってきて自宅に飾ってあるのですが、この日はイタリアの歴史上でも異例の発令がされました。ニュースなどでも流れていますが、現在ミラノ市があるロンバルディア州を含む4州が危険区域に指定され、移動制限が発令しました。

かつてチェルノブイリ原発事故があった際にもイタリアでは休校、外出制限などの処置がされたそうで、今回のコロナウイルス感染拡大は異例の事態と呼べるものになってきました。

ありがたいことに安否を気遣う連絡をたくさんいただいておりますが、私のほうは元気に暮らしております。これを機に今までやりたくてもできなかったことに集中しようかと気分転換に努めています。

こうなってみると日常の有難さがよくわかります。 女性ももちろんですが、 皆早く落ち着いた暮らしに戻れるようしばらくはじっと耐えるしかないですね。皆様もお気をつけて。

イタリア人の親日度

succoによるPixabayからの画像
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全く誰も予想していなかったことでしょうが、イタリアではコロナウイルス感染者が今日時点で3000人を超え、感染症危険情報レベル2「不要不急の渡航は止めてください」 となりました。

日本でも騒がれておりますが、イベントの中止や学校休校、経済的にも困窮しています。

またヨーロッパではアジア人への差別もニュースになっています。私はイタリアに住んで14年ほど、アジア人差別というもの受けたことがなく、イタリアでは特に差別が少ないと認識していたので個人的にショックな出来事でもあります。

もちろん人間である以上いろいろな意味での差別というのはどこにでもありますが、やはりこうなってしまうと肩身の狭い思いをするのは当然かもしれません。

我々がヨーロッパ人を見て、どこの国なのかわからないのと同じように、こちらの人からすると外見でどの国の人かを見分けるのはかなり難しいことです。

ただ少し話をしてこちらが日本人というと、まさに手のひらを返したように親日感情を出してくれるイタリア人が多く、そうゆう意味ではこちらも暮らしやすい部分も多いのも事実です。

歴史上3国同盟を結んでいたことも関係あるのかもしれませんが、アニメや食文化の浸透などで身近に感じてくれるようです。

今はどこも厳しい状況ですが、できることをコツコツとやろうかと思っています。

ミラノのスシ

OpenClipart-VectorsによるPixabayからの画像
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このところコロナウイルス関連のニュースでもちきりですね。ミラノでは毎年4月に行われるミラノサローネが6月に延期になり、まだ感染者も増加しており連日ニュースになっています。

スーパーの買い占めなどは落ち着いて、ほぼ通常になりましたが、まだまだ予断を許さない事態です。

このところほぼ家に引きこもっているような状態なので、久しぶりにスシでも食べに行こうと思い立ちました。ときどきやっぱりお寿司って食べたくなりますね。最近ではスーパーなどにもスシが並んでおり、イタリアでもスシはかなり普及しています。

ミラノでは近郊も含めると300件近い日本食レストランがあると言われていますが、90%以上は中国人経営です。

自宅近くの中国人経営日本食レストランを回ってみたのですが、どこも臨時休業。やはりこうゆう時期はお客さんが来ないのですね。

今日は自宅でスシを作って食べることにします。

イタリアでコロナウイルス感染拡大

イタリア コロナウイルス
イタリア コロナウイルス

北イタリアでのコロナウイルス拡大が世界的なニュースとなりこちら現地でもひっきりなしに騒がれています。現在では感染者は200人超。

感染者がいるミラノ郊外では通行禁止区域となり、ミラノでも市内の学校は1週間休校、ミラノ大聖堂なども封鎖されているそうです。

不安が広がる中、スーパーでの買い占めが起こっているとのことで私も地元の普段通うスーパーに行ってみましたが、そこには驚愕の光景が広がっていました。

イタリア コロナウイルス

イタリア人の主食であるパスタ、そして水がすべてなくなっております。なんとまあ、私もイタリア生活14年ほどになりますがこんなことは初めて。肉類、缶詰もありませんでした。まるで世界の終りのような光景です。

その中でトマトソース関連の商品もすべてなくなっていたのですが、これもまた国民性だなと思いました。 日本人は醤油が切れると大騒ぎですが、 やはりイタリア人にとってトマトソースは食卓には欠かせないものなんですね。

肉類はすべて売り切れていたのに、魚介類はいつもと同じように並んでいました。魚介類は保存食には適さないということなのでしょうか。

いずれにせよ今月はもう仕事どころではないというような騒ぎです。早く鎮静化するよう願いますが、皆様もお気をつけてお過ごしください。

イタリアミラノで盗難にあった出来事 その2

Dona YooによるPixabayからの画像

二度目の盗難事件が起こったのは、その1から1年ほど過ぎたころでした。ちょうど一年ほど経って気が緩んでいたというわけではないのですが、あれは今思ってもさらに手の込んだ手口でした。

ミラノ市内に車を駐車していて、同乗者と一緒に車に乗り込みました。車を発進させると横にボロボロの原付バイクに乗ったアラブ人と思われる男性が並走しながら指を差してきました。なんだろうと怪訝に思っていると車のタイヤがパンクしていることに気が付きました。

またたく間に私の車のタイヤからは大きな異音が発せられ、大きな音を出していました。それをバイクに乗ったアラブ人がしきりに指を差しているのです。パンクしているぞ、ということを言っているのだと思いましたが、以前の経験からこれは何か胡散臭いなと思いました。一旦アラブ人のことは無視することにし、パンクしたまましばらく車を走らせました。

しばらく走っていると、今度は赤いボロボロの原付バイクに乗った白人男性も並走してきて、しきりにタイヤを指差しました。私はわかっているというように手を横に何度か降り、それも無視することに決めました。

その時は予約したレストランに向かう途中で、5分ほどパンクしたタイヤのまま(騒音を出しながら)走ってレストランに到着しました。とりあえずレストランの前に一時停止し、同乗者に降りてもらってレストランにて待ってもらうことにしました。

レストランの少し先にちょうど駐車スペースがあったのでそこに車を駐車しました。その時、コンコン、と車を叩く音が聞こえました。サイドミラーを見ると最初に指さしてきたアラブ人が映っていました。彼はバイクにまたがったままです。どうやらアラブ人が車の後ろの辺りを叩いたようです。

私は車を降りるとすぐに車を施錠をしました。

「今警察に電話したぞ」とアラブ人はイタリア語で私に言いました。

「警察に電話したってどうゆうこと?」と私は聞き、数十秒ほど意味のわからない話をしていました。なぜこの男が警察に電話し、一体何の目的なのかさっぱりわからなかったからです。

その時背後でバイクの排気音がして振り返ると、さっき見た赤いバイクの白人男性が遠ざかってゆくのが見えました。振り返ってそれを見ていると、目の前にいたアラブ人もバイクのエンジンをかけていなくなりました。

一体今のはなんだったんだろうと思いましたが、ひとまず2人がいなくなったので少し安心しパンクの状況を見ようと車を回りこみました。

なんとそこにはパンクしたタイヤと、その向こうに少しだけ開いた助手席の扉が見えたのです。あれ?と思いましたが、時すでに遅し。助手席に置いていたはずの鞄がありませんでした。

どうゆうこと?ドアは施錠したはずなのに、と最初は理解できませんでした。

おそらくはまた今回も私の車をパンクさせて2人組の男はどこかで待っていたのでしょう。これは私の仮説ですが、アラブ人が運転手側の車の後ろをノックした際に、すでにもう一人の男が助手席側のドアノブをかがんで掴んでいたのだろうと思います。ドアにロックがかからないように。

そして私と意味のない会話(わざと意味のわからない話)をすることにより注意を反らし、その間に鞄を持って行ったということです。

いずれにせよ今回はさらに周到に仕組まれた犯行でした。タイヤをやられたら危ないとは思っていたものの、まさにプロの技という感じです。

結局また財布やら携帯やらいろいろが入った鞄ごと盗まれ、それ以後は携帯はズボンのポケットなどに身に付けて持ち歩くようにしています。

それ以来、約8年ほどスリや盗難などの被害はなく過ごしています。もちろんこれはイタリアに限ったことではなく発生しうる可能性のある盗難事件です。

皆様もお気をつけてお過ごしください。