イタリアミラノで盗難にあった出来事 その1

OpenClipart-VectorsによるPixabayからの画像
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えっ、そんなことあるんですか、やっぱり。という話になりそうなんですが、その1ということはもちろんその2もあります…。

最初の事件が起こったのはちょうどipad miniが発売されたときのことなので10年ほど前の事になります。

ipad miniが発売したばかりの頃はどのお店に行っても品切れでなかなか手に入りませんでした。
私もいろいろと電気量販店を回っていたときのことです。
駐車場に戻ると私の車の前輪がパンクしていました。あれ、どこかにぶつけた覚えもないのにな、と思いましたが、とにかく修理しないと動けないので車載工具を使ってタイヤ交換を始めました。
無事にタイヤ交換が終わり、一息ついたところで、車内に置いていた鞄が無いことに気が付きました。


そう、犯人は恐らく男一人(タイヤ交換できそう)、鞄を持っている(貴重品を身に着けていない)、という人物に狙いを定めて待っていたようです。
私の車にナイフか何かで穴を開け、タイヤ交換し始めて注意が散漫になっているうちに鞄を盗んでいったということです。
最初は少しパニックになり、何か起こったのかすぐにはわかりませんでしたが、考えてみるとそういうカラクリなんだと気が付きました。

鞄の中には財布はもちろん、IDや携帯も入っていたので、電気屋に戻って電話を使わせてもらい銀行カードなどを停止しました。

ipad miniを買うつもりだったのでこんな時に限ってある程度の現金も持っていました。タイヤも買い替えとなり結構な痛手になりました。

こうゆうことがあったと知人に話したら、タイヤをパンクさせ鞄を盗むという手口は昔からあるそうです。

もちろん盗難やスリはイタリアに限ったことではありません。実はヨーロッパで一番スリが多いのはベルギーなんだとか。

これに少し似たような事件がまた起きるのですが、それはまた次回。