近頃のミラノ状況

6月半ばということあり、ミラノでも連日暑い日が続くようになってきました。

イタリア国内での1日の新規感染者は1000人ほどとなり、コロナ感染関連の規制もほぼ解除されてきました。ワクチン接種率も50%近くとなり、来月にはマスク着用義務化も緩和される方向で進んでいるようです。

ただミラノ市内は閑散とした感じで、人もかなりまばらです。道行く人は地元の人ばかりでほとんど観光客の姿はありません。以前の活気とはまだほど遠い感じです。

7月1日からワクチン接種者を対象にグリーンパスというのが発行される予定で、それがあればヨーロッパ国内は隔離なしで自由に移動できるそう。

ミラネーゼ達も今年の夏は例年のように海に行くのでしょうか。なにはともあれ状況は徐々に改善しているようです。

ミラノ冬の風物詩(1)

ムール貝

すっかり寒くなって魚介の美味しい季節になりました。イタリアは魚介の値段が高めで日本と比べると手が出にくいところがあるのですが、庶民の味方と呼べるようなムール貝が個人的に冬の風物詩です。

1キロで3ユーロほどなのでスーパーでも売り切れ続出のようです。

我が家では酒蒸しにして、お酒のつまみにして頂きます。

残った煮汁をつかって〆のパスタにするのがおすすめです。おつまみとパスタを同時に楽しめるのでお得感も抜群です。

イタリアの感染者も減少傾向にはありますが、これから本格的なクリスマスシーズンに入ってきて人の出入りは多くなりそうです。

ミラノこの冬の初雪

ミラノ雪
ミラノ雪

12月になった途端、初雪が降りました。地表を薄く白化粧させた雪は地面を凍らせ、本格的な冬の到来を告げています。

私は雪国と呼んでもいい北陸の出身なので、雪が降るとそれと共にいろいろな思い出が垣間見えて、年甲斐もなく嬉しくなります。世間一般の大人は雪が降ると嫌な思いをする人が多いのかもしれませんが、雪の静けさや寡黙なところが私の性に合っているのでしょう。

これは去年12月の写真です。このころにはまさか今年がこんな状況になるとは夢にも思っていなかったですが、今年はクリスマスマーケットもなし、人の出入り制限もあり、静かな師走となりそうです。

今年は例年にも増して家にいることが多そうなので、そういう中また雪でも降れば楽しそうだなとひっそりと願っています。

ミラノのお米屋さん

ミラノのお米
ミラノのお米

このところ急に冷え込みが厳しくなり、すっかり冬模様のミラノです。現在行われている外出規制は目的があり、それを明記した紙をもっていれば外にも出られるため春に行われたロックダウンほど厳戒なものではありません。

毎年この季節になるとお米を買いに行くのですが、今年はロックダウンが行われたこともあり、お米の消費も例年より多い年となりました。

ミラノの郊外にあるお米直売所のようなところにわざわざ行ってお米を買ってくるのですが、イタリアは貧しい人が飢えないようにパスタやパン、お米などは税率が低く、お米もこうゆうところまで行って買うと随分と安いので助かっています。ちなみに日本米25キロが25ユーロ(3000円ぐらい)。私は富山出身なのでお米にはわりにうるさいほうだとは思いますが、それなりにはおいしいお米です。

毎年思うのですが、こうして大量のお米を買うと「これで年が越せるなあ」としみじみ思います。ちなみにいつもお米を買いに行くところの情報も載せておきますね。

Riso Tarantola

住所:Via I° Maggio, 20088 Gudo Visconti MI

ミラノ大聖堂、イゾラベッラ動画追加

ニュースでも騒いでいますが、欧州でもコロナ感染が拡大しており、イタリアも例外ではありません。一日の感染者は最大2万人近くになり収束には程遠く厳しい冬を迎えようとしています。

さて、最近また動画を2つアップしました。こうした動画で少しでも旅行気分を味わってもらえれば幸いです。

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