イタリアのガス・電気代が50%値上がり?

このところのニュースはロシアのウクライナ侵攻で持ち切りとなりました。このところイタリアでもガソリンの価格は高騰したままとなり、現在は1リットル当たり1,9ユーロ(243円ほど)となっています。

スーパーの食材価格などもじわじわ上がってきているようですし、ガス・電気代については50%も値上がりするという噂がでています。今後ロシアがガスの供給についてアクションを起こせばさらに事態は悪化することも予想されます。

今日から3月になり、さらに気候は春めいてきました。

早く平和が訪れることを願うばかりです。

イタリアの物価について

今日は生ハムが割引していたので思わず買ってしまいました。150gで、2ユーロちょっと。日本円なら250-260円ぐらいでしょうか。日本なら信じられないような値段でしょう。

生ハム

こうしてたまに飛びぬけて安いものはありますが、イタリアはスーパーで買い物すると野菜、果物なんかは日本と比べるとほぼ半額以下です。たまに日本に帰ると果物の高さにびっくりしてしまうほどです。肉類も日本よりは少し安い、圧倒的に高いのは魚介類ですね。

イタリアでは南のほうが物価が安いと言われますが、スーパーなんかの価格を見るとそれほど大きな違いはないように思います。全体的にはせいぜい1割程度の違いしかないでしょう。

なんだか、いいことばっかり言っているような気がしますが、日本と大きく違うのはやはり外食でしょうね。日本ではスーパーで買い物して作るより外食、持ち帰りのほうが安いというようななんだか矛盾した感覚を覚えることがありますが、イタリアでは外食は高いです。というより日本の外食が異常に安いと考えることもできますが、イタリアではファーストフードチェーンがあまり盛んではないため価格競争がないという面もあります。

だったらそうゆう事業をすれば儲かるんじゃないか、とも考えられますが、何か難しいカラクリみたいなのかそこには潜んでいるんでしょう。