暑中お見舞い

暑中お見舞い申し上げます。

コロナの中暑い日が続いているようですが、いかがお過ごしでしょうか。

あっという間に8月となってしまいましたが今年はコロナ禍の中、様々な変化を求められる一年となりました。

イタリアのほうは現在落ち着いてはおりますが、ヨーロッパでも引き続き感染対策が継続される見通しになっております。

コロナの第二波が猛威を振るう中ではございますが、くれぐれもお体を大切にお過ごしされるよう願っております。

令和二年 盛夏

イタリア再起動

イタリアもロックダウンが解除され、マスク着用、対人1メートル以上の距離を保つこと、と未だ規制はありますが、再起動に向けて街も人も動き始めています。

空港に友人を送りにいったのですが、椅子にも、地面にも距離を保つための工夫がされていました。

明日、明後日からは飛行機も飛び始めるようです。

久しぶりに街に出てみると、公園、通りにはほぼ昔と変わらないほど人で溢れていました。第二波が来るなどの噂もあってまだ外出を自粛している人も中にはいるようですが、こうして日常が戻ってきたのは嬉しいことです。

私はオペラ歌手ではありません

ミラノ大聖堂

イタリアの外出制限も少しずつ緩和されてきています。今週は雨がちで気温は低いのですが、段々とマスクを付けていると蒸し暑いなぁと感じるようになってきました。

昨日仕事で外出したついでにアジアンマーケット店にいくと「オペラ歌手かい?」と聞かれました。確かにイタリアにはオペラの勉強のためにミラノに来ている人も多いのですが、このところの引きこもり生活のおかげですっかり太ってきたのも事実です。

こうなると食べることや飲むことにどうしても楽しみが偏ってしまいますね。ちょっと真面目にダイエットでもしないとなと思った今日この頃です。

ミラノ初夏の風物詩

ミラノ

イタリアは外出制限緩和に向けて少しずつ前進しています。

毎年4月末、5月上旬に向けてポプラが開花し、雪のようにフワフワと空を舞う姿を見ることができます。これにアレルギーを持っている方もいるようですが、個人的にはこの季節はとても綺麗でこれから暖かくなる予兆と共に初夏の風物詩とも言える風景です。

写真ではポプラがあまりはっきりとはわかりせんが、家の近くなら散歩してもよいということになり、最近はほぼ毎日のように散歩をしています。

日本もGWというのに自粛が続いているようですが、今まで当たり前にできていたことを有難いと感じるチャンスなのかもしれません。

ここを乗り切ればもう少しで明るい未来が訪れると良いのですが、まだしばらくは気を許さず気を付けてお過ごしください。

新しいことと興味

Дарья ЯковлеваによるPixabayからの画像

イタリアのロックダウンが始まって一月半以上が経過しようとしています。先行きの見えない日々の中、引きこもりを余儀なくされている人々はやはり食べること、お酒が好きな人は飲むことにバランスが傾いているようです。これはどうしても太りますね。

イタリアではやはりピッツァを良く食べるのですが、この時期はほとんどのお店も閉まっており、自宅で今までやらなかった料理にも挑戦する人が増えています。変わらず買い物にも並んで結構な時間と労力がかかるわけですが、ピッツァの元が品切れで見当たりません。

日本でもうどんやそばの麺を自作する方はまれだと思いますが、この時期イタリア人はやはりピッツァづくりに勤しんでいるようです。

人間とは何か新しいことに挑戦しないと興味もどんどんと薄れてしまうので、この機会に今までやっていなかったことを探してみるのも良いかもしれませんね。

私は新作の小説を書き進めています。これは昔からやっていることなのですが、気持ちも新たに取り組んでいます。