庭先の春

昨年庭に植えたヒヤシンスが今年も春の恵みを咲かせてくれました。

ミラノは1月中旬ごろから感染拡大も落ち着いてきており、しばらくは店舗やレストランも再開していたのですが、2月末ごろよりまた事態は悪化してきており、4月上旬の復活祭までは再度ロックダウンとなりました。

また外出の際には許可証を持参せねばならず、買い出し、仕事以外では家で過ごすことになりそうです。

ヒヤシンスの花言葉は「悲しみを超えた愛」だそうです。しばらくは庭でも見つめて春を感じたいと思います。

メリークリスマス!

ミラノクリスマスイルミネーション
ミラノクリスマスイルミネーション

控えめに言って今年は本当に大変な一年になりましたが、それでもこうしてクリスマスが訪れようとしております。

外出規制もなんのその、という感じでやはりこの時期には人が溢れかえっています。

ミラノクリスマスイルミネーション

今年はスフォルツェスコ城の前にバスケットゴールをモチーフにしたクリスマスツリーが飾られました。

ミラノクリスマスイルミネーション

こちらはガッレリア内。スワロフスキーのツリーが輝いております。

なんのかんのと言ってもクリスマスは楽しく過ごすのが一番ですね。

皆様よいクリスマスをお過ごしください!

ミラノ冬の風物詩(2)

パネットーネ

いよいよ年末も差し迫って参りました。この時期になると姿を現すのが「パネットーネ」と呼ばれる大きなパンケーキ。昔は各家庭で焼いていたそうですが、近年ではスーパーに行くとゴロゴロ売っているので買って食べるのが主流のようです。

パネットーネはクリスマス時期の伝統的なお菓子で、ミラノ発祥ということもあってかこの辺では年末の挨拶時の手土産なんかにも重宝されます。

パネットーネ

パンの中にはレーズン、オレンジピールなどのドライフルーツが入っているものが一般的です。我が家もそろそろ大掃除、来年に向けて家の片づけなんかをしていて、休憩の時に少しずつ頂いています。

イタリアでは年末年始の移動に厳しい規制が発令されました。カソリック大国のイタリアはもちろんヨーロッパでクリスマスは非常に重要なイベントはありますが、今年は穏やか?になるんでしょうか。

皆様もお気をつけて有意義なクリスマスをお過ごしください。

ミラノ冬の風物詩(1)

ムール貝

すっかり寒くなって魚介の美味しい季節になりました。イタリアは魚介の値段が高めで日本と比べると手が出にくいところがあるのですが、庶民の味方と呼べるようなムール貝が個人的に冬の風物詩です。

1キロで3ユーロほどなのでスーパーでも売り切れ続出のようです。

我が家では酒蒸しにして、お酒のつまみにして頂きます。

残った煮汁をつかって〆のパスタにするのがおすすめです。おつまみとパスタを同時に楽しめるのでお得感も抜群です。

イタリアの感染者も減少傾向にはありますが、これから本格的なクリスマスシーズンに入ってきて人の出入りは多くなりそうです。

イタリアの物価について

今日は生ハムが割引していたので思わず買ってしまいました。150gで、2ユーロちょっと。日本円なら250-260円ぐらいでしょうか。日本なら信じられないような値段でしょう。

生ハム

こうしてたまに飛びぬけて安いものはありますが、イタリアはスーパーで買い物すると野菜、果物なんかは日本と比べるとほぼ半額以下です。たまに日本に帰ると果物の高さにびっくりしてしまうほどです。肉類も日本よりは少し安い、圧倒的に高いのは魚介類ですね。

イタリアでは南のほうが物価が安いと言われますが、スーパーなんかの価格を見るとそれほど大きな違いはないように思います。全体的にはせいぜい1割程度の違いしかないでしょう。

なんだか、いいことばっかり言っているような気がしますが、日本と大きく違うのはやはり外食でしょうね。日本ではスーパーで買い物して作るより外食、持ち帰りのほうが安いというようななんだか矛盾した感覚を覚えることがありますが、イタリアでは外食は高いです。というより日本の外食が異常に安いと考えることもできますが、イタリアではファーストフードチェーンがあまり盛んではないため価格競争がないという面もあります。

だったらそうゆう事業をすれば儲かるんじゃないか、とも考えられますが、何か難しいカラクリみたいなのかそこには潜んでいるんでしょう。